新世界攻防戦

ばんちょ杯予選、第一回。
最終調整をしたかったので、少し早めにディスタさんと合流。一路アビオンへ。
しかし店内はガラガラ。正確には侍だけが閑古鳥状態。
forさんとテルさんがガチ対戦している隣では延々デモ画面が流れているというこの惨状。
遠巻きに見ている人はいるんですけどね。そんなに敷居、高いでしょうか?
どうしようかと二人で相談。結果、暑いけど安いスコットへと移動することにしました。


夕方でも薄暗い、昔ながらのゲーセン臭を漂わせている店内を横断して二階へと上がる。
そこで中尉さんとエンカウント。メンバーはどうしたんですか?と聞いてみると、残りの二人はミッキーで外道合戦をやっている、とのこと。
変わった調整方法だな、とか思いつつもお連れの方がいらっしゃったので、邪魔にならないように三階へと向かって早速対戦を開始します。


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いや、ディスタさんの静丸は強かった。…って全然練習になってませんね。
ディスタさん。別にこちらがサブキャラを使ってるからといって、それに付き合う必要はありませんよ。色々試したかっただけなんで。
そうこうしているうちに五時になったんで、ミッキーへと向かいます。


まだ予選一時間前。いつもの大会ならこの時間帯、集まってるのは数人レベル。しかし今日はもうほとんどのチームが到着していてガチの対戦真っ最中。
まるでそのオーラが漂ってきそうなぐらいの凄い熱気。いや本当に暑いな!聞いてみると、どうも空調機が故障していたようで。どうりで暑いはず。
軽く周りの人に挨拶しつつ、レバーに馴れるために早速乱入してみます。


右京でカイさん覇王丸に挑戦。3-1で完敗。タムタムでキースさん外道に挑戦。3-0でボロ負け。


ほとんど触った事のない右京はともかく、タムタムで外道に一本も取れなかったのが痛い。
通常状態からの前転烙印なら少しはかわせる時もあるような気がする今日この頃だけど、これが連携烙印になるとヤバイぐらいに食らいまくる。
とりあえずジャンプA(すかし)烙印に全く対処出来てないのがなぁ。前のガムガム大会から1ミクロンも成長していないってことか。
まあ今更考えてどうなるものでもないので、キースさんのチームと当たったら他のチームメイトにお願いしよう、と消極的か前向きかよくわからない結論をつけて思考を絶ち切り、いざ抽選会へと望みます。
うちのチームの代表としてくじを引くのは、先程別ゲーの大会から直接こちらに駆けつけてくださったひでさん。いや本当、お疲れ様です。
そしてお父さんの青銅の右腕が唸り、掴み取った栄光は…5番。
6番はどこのチーム?思わず辺りを見渡すと、偶然か否かティシューさんと視線が交差します。
ティシューさんのチームは何番なんですか?
「うちは9番ですよ」
そう言ってティシューさんは、逆さにした抽選くじを私に見せてくれました。


一回戦―ティシューさんチーム、勝てたとして二回戦―アビオンチームorとれとれさんのチーム、奇跡的に勝てたとして決勝―Aブロック最強チーム
次はどこの予選行きましょうか。ディスタさんとそう話していると、ひでさんから「最初っから負けた気でおってどうするんですか」と渇を入れられました。
なるほど、そうですね。諦めたらそこで(以下略
となるとまずは一回戦突破を狙わなくてはなりませぬ。ここで負けてはお話になりませぬ。


一回戦で当たるティシューさんチームの構成は右京・右京・外道。
キャラのポテンシャルは登録チーム中、最強クラス。個々のプレイヤー性能も高く、普通に戦えば勝つのはかなり難しい。ただ、大会馴れしていないという大きな弱点がある。
幸い後決め権を得たので、とりあえず相手チームの出方を伺います。先鋒は…なんとティシューさん。
チーム内で実力が拮抗しているとは言え、ティシューさんはチーム内で精神的支柱になっているはず。大将に回って他のメンバーに安心感を与えた方が良いのでは?
とか思ったけど、それはまあ相手チームのことなので。うちはうちでそれに合わせた先鋒を考えます。


アビオンでの野試合を見る限りでは、ティシューさん(右京)とは全員相性が悪く、○方さん(外道)とは私とひでさんが五分ぐらい。ディスタさんは少し勝ち越し。
中尉さん(右京)とは私とディスタさんが五分ぐらい。ひでさんが少し勝ち越しかな。
となると最初のティシューさんをどう捌くかが問題となってくる。誰を出しても同じなら、先日張った伏線がある分私が一番有利かも。そんな訳で自ら志願して先鋒に。
結果的には勝てました。伏線プラス相手の緊張感にも助けられて。普段はまずない燕のぶっぱが多かったので、それをガードして屈強を入れられたのが大きかったかな。
中堅の中尉さん、大将の○方さん共に精彩に欠け、いつもの動きが嘘のようにぎこちない立ち回り。
途中、強引に二択を仕掛けてひでさんから突っ込まれたりもしましたが、運にも助けられてなんとか勝利。
ティシューさんから「Bブロック決勝で負けるがいい」との祝福の言葉を頂き、二回戦へと挑みます。


二回戦、アビオンチームを破ったとれとれさんチーム。
先走った私がじゃんけんで負けてしまい、先決めとなる。ここでさらに私が先走り、先鋒で出るという愚行を犯してしまう。
この場面で私が先鋒はあり得なかった。少ないながらもとれとれさんとでぐちさんには勝ったことはあるけれど、キースさんとは試合にすらなっていない。
となると私にキースさんをぶつけるのは必定。オールラウンダーで誰にでも対応出来るひでさんに先鋒を任せるべきだった。
案の定、全く噛み合わない素人臭い動きをしてキースさんに2-0で完敗。続くひでさんも惜しい所までいったものの、途中のミスでリズムを崩してしまって2-0で敗退。
後に残るはディスタさん。失礼な話、ディスタさんは野試合では強いけれど大舞台に弱い印象があったので、半ば諦めながらモニターを眺めていました。が…


私たちは、歴史の生き証人となりました。


初戦、vsキースさん外道。徹底して烙印を回避し、崩し切りを上手く入れ込んでいったディスタさんの勝利。ディスタさん、小さくガッツポーズ。
二戦目、vsとれとれえもん。さんガイラ。素早い動きで的を絞らせず、円心回避の隙に丁寧に強斬りを叩き込んだディスタさんの勝利。「10分の1ディスタですよ」ディスタさん、ジョークも飛び出す。
三戦目、vsどれみふぁでぐちさんシャルロット。今回ばかりはでぐちさんも焦ったのか、狼乗り屈強を食らったりして一本目を落とす。二本目。でぐちさん、落ちつきをを取り戻したのか冷静に対処して星を取り返すも、怒りゲージを使用してしまう。
三本目。境地からの崩しやダッシュ強斬り対空?などがヒットし、ディスタさんの勝利。「おっしゃあ!」ディスタさん、なんと立ち上がって雄たけびをあげる。


そして未だどよめきが残り興奮覚めやらぬ中、決勝戦、よんすんさんチームとの試合が始まります。
よんすんさんチームはよんすんさん欠席のやまさん(寅)・文具売り場さん(半蔵)の二人チーム。
今回後決め権をゲットできたので、とりあえず様子見モードで。どうやら先鋒は今まで同様、やまさんが出て来る模様。
こちらはまだ戦略が定まっていなかったので、ひでさんにお願いすることに。
ひでさんは投げをちらつかせたラッシュで一本目を取り、夕顔覚悟で災炎を付ける積極策に出たものの、今度はダッシュ攻撃を主軸に攻めるやまさんに押し気味に試合を進められ、二本目・三本目ともに僅差で落としてしまう。
そして中堅に名乗りをあげたのは私。
理由…文具売り場さんがレラを苦手としているような話を聞いた覚えがあったから。やまさんはタムを使っているけどやまさん自身はタムタムとやり慣れていないのではないか、と考えたから。
あとはやまさんが先程kyabeさんのレラのラッシュに上手く白百合を割り込ませているのを見て、レラ戦は得意なんじゃないかと思い立ったから。


試合はなんとか勝利。続く文具さんとの試合も、限りない偶然に味方されて勝ち。
この時点で私たちのチームの予選突破が確定しました。


その後はフリプが終わるまで適当に過ごし、ひでさんの提案でしわきさん、○方さん、ティシューさん、ディスタさんと食事に出かけ、スコットにて軽くプレイして帰りましたとさ。